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マイホーム購入マニュアル

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マイホーム予算はいくら?

■「頭金」は2割以上用意する

住まいを購入するときには、少なくとも住宅価格の2割以上の「頭金」が必要だといわれています。これは、住宅ローンを貸し出す金融機関の多くが、融資割合を住宅価格の8割程度としているためです。
金融機関によってはそれを超えて貸し出すケースがありますが、資金計画の大原則は『なるべく頭金を増やしてローンの負担を少なくする』こと。仮に3,000万円の住宅を取得するときには、最低でも600万円以上の頭金を用意することになります。

■自己資金は25%~30%以上必要

頭金とは別に、「予備費」を用意しておくことも忘れてはなりません。
これは住まいの取得に伴ってかかってくる登録免許税や不動産取得税などの税金、火災保険や地震保険などの保険料、住宅ローンを借りるときの手数料などの「諸費用」に充てる分です。
諸費用として必要な金額は、取得する住宅のタイプなどによって異なります。一般に新築住宅を購入する場合は住宅価格の3%~5%程度、中古住宅を購入する場合は5%~10%程度を目安にしておくとよいといわれています。

このほか引っ越し費用がかかりますし、新居への入居に合わせ家具や調度品を購入する方も少なくないでしょう。
また、買い換える場合はいったん賃貸住宅を借りて仮住まいすることもあり、賃貸料が必要になってきます。
これらを考え合わせると、諸費用分として頭金とは別に住宅価格の1割程度を見積もっておくと無難でしょう。
したがって、先の頭金と合計すると「自己資金」として住宅価格の25%~30%程度を用意することになります。仮に3,000万円の住宅を取得する場合は750万円~900万円となります。

■住宅ローンの「返済可能額」を算出する

さて、住宅ローンを借りるときには、『自分たちはいくらまでなら無理なく返せるか』を基本におくことが大切です。
一般に税込み年収に占める住宅ローンの年間返済額は、25%以内におさめるとよいといわれています。仮に税込み年収が400万円の場合は、年間返済額は100万円以内が妥当ということになります。
しかし、これはあくまでも目安です。
自分たちに合った無理のない返済額を算出する際には、住宅を取得することで「不要になる支出」と「新たに発生する支出」を整理することからスタートさせましょう。

たとえば、いま賃貸住宅に住んでいる場合は、住宅を取得することで月々払っている賃料が不要になります。また、頭金づくりのために定期的に行っていた預貯金もとりあえず不要となります。 駐車場を借りている方が、マイホームの取得に伴って自前の駐車場を確保できることになれば、その分を住宅ローンの返済に回すことができるでしょう。 逆に住宅を取得することで、固定資産税などがかかり、交通費が増えることもあるでしょう。また、マンションでは管理費や修繕積立金などがかかります。

これらのプラス・マイナスをチェックして、返済可能額を計算してみるのです。 図表は毎月返済額から逆算した住宅ローンの借入限度額です。
自分たちの返済可能額が月々10万円という人は、年利3.0%、25年返済という条件で借り入れた場合は、2,108万円が借入限度額となります。
これに用意できる頭金をプラスした金額が、あなたが「買える家の値段」となります。

●あなたはいくらまで借りられる?

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